植物と精油

それでは、植物はなぜ精油を含んでいるのでしょうか?

古代文明の中でも、アロマセラピーでも広く
その効能が使われているのですが、
植物にとって精油を作り出すメリットは
どこにあるか考えてみましょう。

精油はその植物全てから取れるわけでなく、
効率よく採油できる部位がそれぞれにあります。
ネロリなら花、ベルガモットなら果皮というようにそれぞれ限られますが、
これは分泌線という部位がその部分にあるためで、
精油はそこで作られて蓄えられています。

ここで作られた香りをどう使うかというと、
受粉を助けてくれる虫や鳥を呼ぶためであったり、
逆に、害のある虫や動物を遠ざける狙いがあるためです。
これを、誘引効果、忌避効果と言います。
また、生存競争で勝つために他の植物の生育を抑えたり
精油を蒸発させて、厳しい生育環境に
耐えるためにも使われるとの説もあります。

植物は生きるため、子孫を残していくために精油を分泌しているのです。

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