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精油をマスターする

精油の知識をマスターしよう!精油とは何?油との違い、イメージワーク、ブランドオイルを作るアロマレシピといったモノの活用法などについてわかりやすく説明しています

精油とは何でしょう?

精油とはアロマセラピーに用いる精油とは、
エッセンシャルオイルとも呼ばれ、
植物から香りの成分を取り出してうんと濃く、凝縮させたものです。
揮発性の液体で、あらゆる有効成分を高濃度に含んでいます。
一口に精油と言っても、植物それぞれ全く違った精油が採取できますが
刺激が強かったり、香りが良くなかったり
アロマセラピーに向かないものも数多くあります。

西洋のアロマセラピーでは精油を内服する使い方もあるのですが、
日本では、日本アロマセラピー協会も
精油は経口で体内に入れることを勧めていません。
天然成分ですが、人体に100%安全といえないからで
特に高濃度では内臓を痛める危険性があるため
小さな子供のいる家庭は、不慮の事故にも十分注意しましょう。

また、原液のまま直接肌に塗布することは
刺激が強すぎて危険ですので、やめましょう。
トリートメントなどで初めて肌に使用するときは
いくら希釈していても、必ずパッチテストを行い、
肌に合うかどうか確認してから使うようにしましょう。

精油の特徴

アロマセラピーで用いる精油について
大きな特徴は3つあり、以下のとおりです。

<芳香性>
それぞれ特徴的な香りがあります。

<揮発性>
置いておくと蒸発して空気中に散っていきます。

<親油(油溶)性>
精油は水には溶けにくいのですが油に溶けやすいです。

これらの精油の特徴を十分に生かして、
芳香浴、トリートメントなどで
香りや成分を体内に取り入れて楽しめる方法が
一般的に広まっていますね。

精油は油ではない

精油というから、親油性だから、精油は油だと思っている方も
多いかも知れませんが、実は精油は油ではありません。
精油は水より軽く、溶けにくい物質ではあるのですが、
植物から取り出した油とは成分が全く異なります。

精油は植物が作り出した有機化合物です。
天然の化学物質が無数に集まってできています。

有機化合物の例を挙げると、
ネロリに含まれるアルコール類の成分はネロール、
ラベンダーやベルガモットに含まれる酢酸リナリルは
エステル類の一種と分類されます。

特にローズ・オットーはかなり複雑に
数百といわれる有機化合物が幾重にも重なる製油です。
期待できる効果が多彩なのも、
この有機化合物の作用によるものなのですね。

植物と精油

それでは、植物はなぜ精油を含んでいるのでしょうか?

古代文明の中でも、アロマセラピーでも広く
その効能が使われているのですが、
植物にとって精油を作り出すメリットは
どこにあるか考えてみましょう。

精油はその植物全てから取れるわけでなく、
効率よく採油できる部位がそれぞれにあります。
ネロリなら花、ベルガモットなら果皮というようにそれぞれ限られますが、
これは分泌線という部位がその部分にあるためで、
精油はそこで作られて蓄えられています。

ここで作られた香りをどう使うかというと、
受粉を助けてくれる虫や鳥を呼ぶためであったり、
逆に、害のある虫や動物を遠ざける狙いがあるためです。
これを、誘引効果、忌避効果と言います。
また、生存競争で勝つために他の植物の生育を抑えたり
精油を蒸発させて、厳しい生育環境に
耐えるためにも使われるとの説もあります。

植物は生きるため、子孫を残していくために精油を分泌しているのです。

知っておくべき知識

アロマセラピーで使われる精油は200種類以上あるといわれ、
1級の検定で扱われる20種類はその1割程度でしかありません。
精油には、高価なもの貴重なものもたくさんあり
その全てを集めることは大変なことで、
コレクションとしては意味があるかもしれませんが、
生活に役立てるとしたら、手に入りやすい、使いやすい精油を
選ぶことが多くなります。

精油にはそれぞれ個性的なプロフィールがあります。
検定の勉強のためには、
原料となる植物の名前と科名、主産地、
抽出部位、抽出方法、代表的な成分は抑えておきましょう。

生活に役立てるには、香りとその効果の記憶も必要ですね。
効果は机上で覚えるだけでなく、実経験で覚えると効果的ですよ。

市販されている精油に関しては、
天然の植物から作られたもので、アロマセラピー用である精油を
正しく選ぶことです。これはどういうことかというと、
残念なことに、粗悪な精油がたくさん出回っている現実を認めざるを得ません。
基準として「日本アロマ環境協会・表示基準適合認定精油」と
表示されている製品は、日本アロマ環境協会の認定を
受けている精油の証です。

イメージワーク

アロマセラピー検定には「香りテスト」があり、
出題される精油はネロリとローズオットーを除いた18種類なのですが、
親しんでいる香りでも、勉強と思って嗅げば嗅ぐほど
解らなくなってしまうこともよくありますよね。

香りの感覚を高めるトレーニング方法に、
イメージワークというものがあるので、紹介します。

香りは「〜のような」「〜の感じ」など、かなり主観的に表現され
人によってはそう感じないなど、伝えるのは難しいのです。
自分はその香りに対してどういうイメージを持つのか
イメージワークは、それをハッキリさせると言う目的があります。

静かな環境でリラックスして、精油を試香紙に垂らします。
なければティッシュなどで構いません。
小瓶などから直接嗅ぐより、間接的に香りに触れましょう。
そうして、浮かんできたイメージや言葉をノートに
自分が思うままに自分の表現で書き留めましょう。
終わったら、空気の入れ替えなどで、一度気分転換してから
さっき書き留めたノートを読み返すことで
その香りに対する自分の意識を素直に見ることができます。

イメージワークは、心を休めて、急がず焦らず試してくださいね。

ブレンドオイルとは?

アロマセラピーの精油の使い方を色々調べていると
「ブレンドオイル」「アロマレシピ」などの言葉に出会います。

精油は1つ1つそれぞれ香りが違って、効能も違います。
1種類1種類を楽しんでも良いのですが、2種類以上を混ぜて使うと、
香りや作用の相乗効果が得られ、より効果的に使うこともできるのです。

混ぜ方は基本的に自由で、決まりはありません。
好きなオイルを混ぜて使えばよいのですが、
やはり精油同士の香りの相性があり、好みに依存するとはいえ、
どうにもならない香りが出来上がる場合もあります。
これも楽しみのひとつなのですが。(^v^;

このように精油と精油を混ぜたものを「ブレンドオイル」といいます。

このブレンドオイル、ネットで検索すればよく解るのですが
色々な調合方法が症状にあわせて紹介されています。
この作り方、ブレンドの割合を「アロマレシピ」と呼んだりします。

トリートメントに使う「トリートメントオイル」は
植物油などの基材で精油は希釈されています。
またアロマランプ用に作られた「フレグランスオイル」は、
お香と同じように香りを楽しむためのもので、
希釈され合成成分も加わっていて、純粋な精油の効果は期待できません。

「精油=エッセンシャルオイル」です。
色々オイルがありますが、混同しないようにしましょう。

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