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アロマの様々な楽しみ方

アロマの基本的な楽しみ方を学んだ後の応用の仕方について。芳香浴法、沐浴法吸入法、トリートメント、湿布、手作りスキンケア用品、精油のスキンケア、効果予防医学、ケア・バイ・マイセルフなど

好きな楽しみ方を見つけよう

アロマセラピーには様々な楽しみ方があります。
用いるものは精油だけなので、
幅広く、発想次第でどんな風にも使えるのが特徴ですね。
注意事項を守って、自分の好きな使い方を見つけてください。

自分で、家庭で安心して楽しめる方法の代表的な方法として
芳香法、沐浴法、吸入法があります。
特に、沐浴法は日本人ならほとんどの方が
毎日入るお風呂に関わる使い方ですので、
好きな精油とキャリアオイルがあれば、すぐに楽しめる方法です。
芳香法も、吸入法も、お湯とマグカップ程度の大きさで
お湯が入る器があれば十分です。

上級者になれば、ホームケアの方法として
トリートメントや湿布と言う使い方もあります。

まずは色々試してみて、お好きな方法を見つけてくださいね。

芳香浴法

森林浴や日光浴、海水浴。おなじみですよね。
芳香浴もこれらと同じように考えると、
解りやすいのではないでしょうか。

春に日に温かい日光を浴びれば心地よくなりますし
森林浴で森の空気をいっぱいに吸うと、心がとっても安らぎます。
海水浴は、暑い日に元気に楽しくなれますよね!

芳香浴もこれと同じで、好きな香りを室内に充満させて、
香りを楽しんだり、その空気を吸うことによってリラックスして、
精油の成分を体に取り入れる方法です。
殺菌効果の高い精油なら消毒にもなりますし、
消臭効果の高い精油ならデオドラント効果も得られます。

一般的に出回っている芳香拡散グッズはアロマランプで
水を張った皿に精油を数滴垂らして、熱で揮発させ拡散します。
ろうそくを灯すタイプや、電気式のものもあります。
香りを邪魔しないよう、ろうそくは無煙無臭のものを使ってくださいね。
また、ろうそくタイプは一定時間で火は消えますが、
燃えやすいものを置かないように、火の管理には十分気をつけましょう。
香りだけでなく、温かく灯るアロマランプは目にも優しく、
夜にゆっくりとくつろいだり、
就寝前に心地よい時間を与えてくれます。

簡単に楽しみたいのであれば、ティーカップにお湯を張って、
数滴の精油を垂らしても良いでしょう。
もっと手軽な方法で、ティッシュに1,2滴染ませて、
机の上や、枕元に置いても良いです。
この方法は出先でも使え、自分の近辺だけを
ほんのり香らせることができるので、とても重宝します。

沐浴法

お風呂だけでもリラックスするのに、そこにアロマセラピーを取り入れると、
製油の持つ薬理効果、心理的効果に加え、
入浴のリラックス効果がプラスされ、新陳代謝が活発化しますので
お互いの相乗効果で、よりゆったりと
良い効果を得られることが期待できますね。

注意することは、精油はお風呂のお湯に溶けにくいので、
そのまま垂らすと原液が直接肌に付く危険が大いにあります。
キャリアオイルや天然塩で希釈してから使用してくださいね。
肌に刺激を感じたときは、すぐに洗い流しましょう。

キャリアオイルは基材の項で詳しく説明しますが、
植物由来の油のことです。アロマバス用のオイルも販売されています。

沐浴法には、全身浴、半身浴、部分浴の種類があります。

<全身浴>
少しぬるめのお湯に、キャリアオイルで希釈した精油を
5滴を上限に加えて、よくかき混ぜて、
香りが立ったところでゆっくりつかります。

<半身浴>
浴槽に半分ぐらいのお湯を張って、
キャリアオイルで希釈した精油を、3滴を上限に加えて
よくかき混ぜて、香りが立ったところでゆっくりつかります。
汗が出るまでゆっくりと時間をかけてつかりましょう。

<部分浴>
足浴、手浴は、洗面器などにお湯を張って、
キャリアオイルで希釈した精油を3滴以下垂らして、
良くかき混ぜてゆっくり浸します。

風邪を引いたときや、怪我をして全身浴が無理なとき、
ちょっと気分を変えたいときや
高齢者の方にも部分浴はオススメです。

吸入法

吸入法は、気化させた精油の香りを吸い込んで楽しむもので、
呼吸器系の調子が悪いときに効果的な方法です。
ただし、精油によっては粘膜への刺激が強いものもあり、
長時間にわたって吸入を続けるのは避けましょう。

<吸入法>ハンカチやガーゼに1,2滴精油を垂らして、
香りをゆっくりと吸い込みます。精油成分を積極的に取り込みます。

<蒸気吸入法>
洗面器やマグカップに熱めのお湯を注いで、3滴以下の精油を垂らし、
香りと共に立ち上る湯気を吸い込みます。
目に刺激を与えないように、目は閉じておきましょう。
洗面器を使う場合、湯気が逃げやすいので、
湯気に覆いかぶさるようにして、頭にタオルなどをかけて、
蒸気を囲うようにすると効果的です。
湯気が少なくなったら、精油ではなく、お湯を足しましょう。

特に咳がでる時や、ぜんそくの人はこの方法は避けてくださいね。

トリートメント

芳香法、沐浴法、吸入法は
香りや成分を揮発や拡散させたりして、
ごく薄い状態で間接的に取り込みましたが、
直接肌に触れさせて、肌から吸収する方法もあります。

トリートメントは、直接肌に塗ってマッサージを行うことです。
自分で楽しむため、家族にしてあげるためなら
特に技術は必要はなく、やさしく肌に塗りこむだけです。

注意すべきことは、濃度で、アロマセラピーにおける濃度調整は
安全を確保するために非常に重要ですので、注意してくださいね。

1・トリートメントオイルを作る

トリートメントオイルとは、
精油をキャリアオイルに混ぜて希釈したオイルのことで、
マッサージによく使われるキャリアオイルは、
スウィートアーモンド油、オリーブ油などです。

日本アロマ環境協会では、トリートメントの希釈濃度は
1%以下が望ましいとしています。
希釈濃度はそれ以下でも問題はありません。

キャリアオイルを10ml使うとすれば、
使う精油の量は、1滴0.05mlとして

希釈濃度0.5%の場合・・・1滴
希釈濃度1.0%の場合・・・2滴

となります。これを基準に、キャリアオイルの量に合わせて
どれだけの精油を混ぜるのか、常に確認してくださいね。
作ったトリートメントオイルは
出来るだけ早く使うのが望ましいのですが、
余った場合は遮光のビンに入れ密閉して、冷暗所に保管しましょう。

2・パッチテストをする

トリートメントオイルを肌に使う前に、
目立たない場所でアレルギー反応が出ないかどうか
確かめるのがパッチテストです。

特に顔や、大きな範囲で使うときに、
トラブルが起こってからでは遅いですから、
パッチテストは面倒でも行うようにしましょう。

方法は、ひじの内側などに、トリートメントオイルを塗って、
24〜48時間放置するだけです。
かゆみや炎症、肌に異常が起こったら、洗い流して、
ひどい場合は専門医に診てもらいましょう。

同じ皮膚でも、部位によって敏感度が違いますので、
顔に使う場合は、首や、耳たぶの後ろなどの部位で試すのも
良い方法です。

作ったトリートメントオイルが肌に合うかどうか
必ずパッチテストを行うようにしましょう。

3・トリートメントを試してみる

トリートメントオイルを適量手のひらに取り、
トリートメントしたい部分に薄くやさしく延ばします。
パッチテストで大丈夫でも、万一異常が出た場合は、
すぐ水で洗い流しましょう。

手作りスキンケア用品

最近では、化粧水などを自分で作る人が多いようで、
資源の節約にもなり、お肌にもお財布にもやさしいと言うことで
色々な作り方が紹介されています。

アロマセラピーに使う精油は、
美容効果を持ったものもたくさんあるので、
目的に合わせたスキンケア効果が十分に得られる化粧品を
作ることができます。

ただし、注意点がいくつかあるので、覚えておきましょう。

1)濃度は1%以下にし、体調に合わせて作り、使ういましょう。
2)できるだけ新鮮なうちに使い切りましょう。(1ヶ月以内)
3)トラブルがあった場合は、専門医に商談しましょう。
4)むやみに人にあげたり、売ったりしてはいけません。

特に、無断で販売・提供することは法律で禁じられていますので
レシピを教える程度にとどめておきましょうね。

作り方は簡単です。
無水エタノールに精油を入れ、ガラス棒などでよく混ぜ希釈します。
保存容器に移して精製水を加えて、よく混ぜてできあがりです。

100mlの化粧水を作るとすると、
無水エタノールは5ml、精製水は95ml、
精油は1〜3滴で十分です。

いつに作ったものかは、きちんと日付の記入をして
忘れないようにしてくださいね。

精油のスキンケア効果

スキンケア効果のある精油をそれぞれご紹介しきます。
肌タイプや肌の悩み、香りの好みに合わせて使い分けてくださいね。

普通肌用:ゼラニウム、ラベンダー、ローズ、カモミール・ローマン
敏感肌用:ネロリ、レベンダー、カモミール、ローズ・オットー
脂性肌用:ゼラニウム、ラベンダー、ローズマリー、ネロリ
乾燥肌用:ゼラニウム、ネロリ、ローズ・オットー、サンダルウッド

吹き出物やニキビ:ティートリー、ジュニパー、シダーウッド、ラベンダー
肌アレ:イランイラン、フランキンセンス、ゼラニウム、ベンゾイン
保湿:カモミール、サンダルウッド、ジャスミン
フケやかゆみ:ゼラニウム、ティートリー
しわやたるみ:ローズ・オットー、ゼラニウム
しみやくすみ:カモミール・ローマン、ゼラニウム日焼け:ラベンダー
血行促進:ラベンダ、ローズマリー
水虫:ティートリー、セージ
汗臭さ:ラベンダー
タバコ臭さ:レモングラス

予防医学

精油に含まれる成分は
すでに体で起こっている不調を整えるだけでなく、
抗菌作用のあるものを香らせて、風邪の予防をしたり、
ウィルスの繁殖を抑えたりする作用も期待できます。

これは、美容に関しても同じことが言えます。
お肌に対しても、今はまだ気にならない肌のハリ、ツヤなど
加齢とともにどうしても現れるトラブルを
早いうちからケアしていくことによって、
瑞々しいお肌を保ちながら、
発生を遅らせることも期待できますよね。

このように、予防するという観点からでも
精油はとても力強くサポートしてくれる縁の下の力持ちなのです。

ケア・バイ・マイセルフ

自分にあった化粧品を自分で作って、
自分の健康や美容のことを人任せにせず、
自分で自分のケアをしていこうという考え方が、
アロマセラピーの根底にあります。

これこそ「ケア・バイ・マイセルフ」です。

自分の体にあった精油の選び方、希釈濃度、ブレンドの仕方、
あらゆることを自分で考えて、自分のために作り、
自分で使っていくことが大前提です。
むやみに販売したり、人に勧めたりしないで
自己責任の意識を忘れないように、
「ケア・バイ・マイセルフ」という言葉を
いつも心がけてくださいね。

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